2022年4月10日 主日礼拝式メッセージ

メッセージ

『イースターへの道』 The Road to Easter

                   ―1.ゲッセマネの園の小道で―

On the Path in the Garden of Gethsemane

川井信雄牧師

 聖書:

 ルカの福音書22:47~53(新改訳167ページ、口語訳129ページ)

プログラム

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巻頭言

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『ゲッセマネの園の小道で』
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十字架に架かる前日、イエスがゲッセマネの園で祈り終えると、ユダはイエスを逮捕するために群衆と共に近づいてきた(ルカ22:47-53)。ユダの口づけはイエスとの親密な関係の裏切りを意味した。ゲッセマネの園で寝てしまった弟子たちは、神のみ旨を理解することなく、人の思いによってこの苦難の出来事に翻弄された。弟子の一人が大祭司の僕の耳を切り落とした。しかし、ゲッセマネの園で祈り続けたイエスは、神のみ旨を理解し、苦難の出来事も支配した。イエスは耳を切り取られた人を癒した。なぜイエスは逮捕されるままにされたか?イエスは「今はあなたがたの時、暗闇の力です」とユダと群衆に言った。「あなたがたの時」は群衆によるイエスの逮捕を意味し、「暗闇の力」はサタンの力を象徴する。つまり、今は「あなたがたの時」だが、必ず「神の時」が来る。私は逮捕され、裁判にかけられ、十字架で殺されるが、必ず復活に与る。それは人々がイエスを信じて救いと癒しに与るため。私たちのためにイエスはゲッセマネの園の小道で逮捕された。イエスの愛に感謝して受難週の日々過ごしたい。
(川井信雄)




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