2023年12月10日 「アドベント第二週」礼拝式メッセージ

メッセージ

『クリスマスビュー』 Christmas View

―2.私はいったい何者か?―                Who in the World Am I? 

聖書:ルカの福音書1:26~38(新改訳107ページ、口語訳83ページ)

プログラム

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巻頭言

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「私はいったい何者か?」
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神の御使いは処女マリアに現れ、救い主を身ごもると告知した(ルカ1:26-38)。マリアは、婚約者ヨセフとの関係において彼をまだ知らず、当時の慣習においても結婚前の妊娠は社会からの軽蔑や排除を意味することも知っていたからか、困惑した。そこで神は、救い主誕生がご自身の御業であることを強調し、ご自身を信頼するように励ました。マリアは、「私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおり、この身になりますように。」と言って(38)、神との関係において自分を認識した。この出来事の中心テーマは救い主を送られた神の恵み深さだが、私たちはマリアの信仰姿勢にも学ぶ。マリアは神との関係において自分が「はしため」であることを認識し、神に全てを委ねた。私たちは自分自身や他者との関係において自分の理解を深める。しかし、他と比較することで不健康な自己認識に陥ることもある。マリアのように、神との関係において自分を知りたい。私たちのために救い主が送られたほどに、私たちは神に愛され、救いを必要としている(ヨハネ3:16)。救い主にあって神を信頼し、神に身を委ねて生きよう。(川井信雄)

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