2024年2月11日 主の日礼拝式 メッセージ

メッセージ

『ヤコブとの祝福の旅』Journey of Blessing with Jacob

―4.神と格闘する― Wrestling With God

川井信雄牧師

聖書:

創世記32:22~32(新改訳旧60ページ、口語訳旧45ページ)

プログラム

礼拝式動画

 アンケートにご協力ください ➡

巻頭言

====================
「神と格闘する」
====================

ヤコブはハランから兄エサウのいる約束の地に戻ろうとしていた。ところがエサウが400人を連れて会いに来ると知り、恐れと不安で眠れなかった。全ての家族と家畜をヤボク川の反対に送った後、ヤコブが夜一人になると、ある人が夜明けまで彼と格闘した。それは神ご自身だった。この人があきらめないヤコブのももの関節を打つと、それは外れた。それでも祝福してくれるまで去らせないと格闘し続けるヤコブにこの人は新しい名を与えた。「ヤコブ」には「かかとを掴む者」、そこから「欺く者」の意味がある。これまで自分は支配するように生きてきたヤコブに、この人は「イスラエル」(「神は支配する」の意味)の名を与え、祝福した。ヤコブはその場所をペヌエルと呼び、私は神の顔を見ても救われたのでエサウからも救われると信仰の告白を表した(創世記32:22-32)。ヤコブがエサウを恐れ、自分の力で何とかしようとしていた時、神はヤコブが本当に誰を恐れ、誰に寄り頼むべきかをご自身との格闘を通して教えた。私たちが神と格闘する時、神はしばしば私たちをもブレイキングポイント(限界点)へ導き、ご自身に寄り頼んで生きるよう導く。
(川井信雄)

今日のお花