2024年3月10日 主の日礼拝式 メッセージ

メッセージ

『失う&得る』 Loss & Gain

―2.被造物の贖い―

   Creative Redemption     川井信雄牧師

ローマ人への手紙8:18~25 (新改訳310ページ、口語訳243ページ)

プログラム

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巻頭言

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「失う&得る:②被造物の贖い」
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パウロはなぜ現在の苦難は将来の栄光と比べると取るに足りないと考えるか説明した(ローマ8:18-25)。終末に神の栄光が明らかになるのを待ち望むのは、今、被造物が虚無に服した状態にいるから。虚無とは被造物が本来造られた目的を達せないでいる空しさを意味する。人類は罪に堕落した時から、死や病、苦しみや弱さのうめきにいる。神は、罪に生きる被造物に悪と罪の恐ろしさを知らせるため、被造物を虚無に服したが、同時に「被造物の贖い」の希望と共に虚無に服した。つまり、終末にはイエスを信じる者は滅びの束縛から解放され、イエスのように復活の体に与り、神の子としての完全な状態へ変えられ、本来の状態が明らかにされる。被造物が贖いを得るために、イエスは十字架で命を失った。この希望は目に見えない確かな希望であり、イエスの十字架と復活で確証された。東日本大震災から13年になる。その他にも、この虚無の時代において心の中にうめきを覚えることもあるだろう。しかし。私たちは被造物の贖いの希望と共に救われた。被造物が贖われる日が必ず来る。この虚無の時代の中で、
イエスにあって忍耐して待ち望もう。
(川井信雄)

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