2024年4月21日 主の日礼拝式 メッセージ

メッセージ

『聖書における礼拝』 Worship According to the Bible    

2.「心からの賛美」 True Worshippers 川井信雄牧師

使徒の働き16:24~26(新改訳268ページ、口語訳209ページ)

プログラム

礼拝式動画

 アンケートにご協力ください ➡

巻頭言

============================
「心からの賛美」
============================

パウロとシラスはピリピの町で占いの霊につかれた若い女奴隷に出会った。パウロがイエスの名によって彼女から出ていけと命じると、悪霊は出ていった。ところが女奴隷による利益を失った主人たちは二人を牢獄に入れた。真夜中、二人は「祈りつつ、神を賛美する歌を歌っていた」(使徒16:25)。この二重奏が、鞭打たれ、投獄され、足かせをはめられていた二人から奏でられていたことを考えると、彼らの賛美は純粋な「心からの賛美」だった。囚人たちだけではなく、天なる神もその賛美に聞き入ったようだ。突然大地震が起こり、牢獄の全ての扉が開き、全ての囚人の鎖が解かれた。囚人たちが逃げたと思った獄吏は自殺しようとするが、パウロたちに止められ、彼の家族と共に救いに与かった。試練の中で賛美をささげるのは困難だろう。そのような賛美は、全ての不純物が除かれ、唯一イエスとの交わりで与えられる喜びと感謝が、心から賛美の小川となってほとばしるもの。神は心からの賛美を喜ばれる。試練は私たちの思いや体を拘束するかもしれない。しかし、私たちの賛美を拘束することはできない。共に心からの賛美を神に捧げよう。(川井信雄)

今日のお花