2025年7月13日 主の日礼拝式 メッセージ

メッセージ

『ハバククの重荷』 The Burden of Habakkuk

―4.神が遅いと感じる時―  When You Feel God is Late

川井信雄牧師

ハバクク書2:2~4(新改訳旧1598ページ、口語訳旧1298ページ)

プログラム

礼拝式ライブ配信

 

巻頭言

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「神が遅いと感じる時」
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ハバククは「なぜ神はイスラエルの民よりももっと悪のカルデア人によって民を裁くのか?」という困惑の中で、神と民の狭間に立って神の啓示を待った。神は幻を通して応答した(ハバクク2:2-4)。この幻はハバククの後の世代の民にも緊急性をもって宣べ伝えられるために書き記された。その内容はカルデア人に対する神の裁きだった。神は、民がカルデア人の終わりが来るなんて本当なのか、終わりが来るのが遅いと感じることを知っていたので、希望も与えた。終わりは定められていて、どんなに来ないように見えても、この幻が偽りであるということはなく、必ず来る。そのため、その日を待つよう命じた。但し、待つ間、自分の武力に酔いしれていたカルデア人のうぬぼれとは対象的に、神の御前に正しい人は、信仰によって生きる。つまり、神の時が来るのを信頼して待つので、神にある豊かな命を経験し続ける(ヘブル10:38-39)。神と人々の狭間に立つ時、私たちも神が遅いと感じることがあるかもしれない。神よりも最善を知っているかのようにうぬぼれることなく、主イエスにあって神の方法と時を信頼して待ちつつ歩みたい。(川井信雄)




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