2025年8月10日 主の日礼拝式 メッセージ

メッセージ

『地の上に平和』 Peace on Earth

―2.分断の時代における平和―   Peace in Divided Times

エペソ人への手紙2:14~18(新改訳386ページ、口語訳302ページ)

川井信雄牧師

プログラム

礼拝式ライブ配信

 

巻頭言

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「分断の時代における平和」
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今年は戦後80年だが、今世界中で対立と分断が急速に広がり、深まっている。罪は敵意を生み、敵意は隔ての壁を築き、隔ての陰は分断を深める。しかし、イエスの十字架は隔ての壁を廃棄し、敵意を罪と共に滅ぼし、二つを一つに和解させる。今もまだ敵意はこの世に残るが、将来完全に滅ぼされる時が来る。イエスこそ私たちの平和。イエスにある和解の目的は分断の中にある人々が「新しい一人の人」に造られること。それはイエスにある教会の一致を示す。イエスの十字架によってすでに一つとされた教会が一つとして歩む時、平和を実現し、共に聖霊によって神に近づくことができる(エペソ2:14-18)。その結果、教会の内に、教会を通して、神の栄光がほめたたえられる(3:20-21)。それが教会の上にある神の計画(3:10-11)。イエスにあってすでに「新しい一人の人」とされている私たちも、できる限り平和に歩み、もし対立や分断が起こるなら、祈りと話し合いを止めることなく、和解して「新しい一人の人」として歩みたい。イエスのように、遠くにいる人々にも、近くにいる人々にも、イエスの平和の福音を伝えたい。(川井信雄)




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