2025年8月17日 主の日礼拝式 メッセージ

メッセージ

『地の上に平和』 Peace on Earth

―3.騒がしい世における内なる静けさ―  Inner Calm in a Noisy World   

ルカの福音書10:38~42(新改訳136ページ、口語訳106ページ)

川井信雄牧師

プログラム

礼拝式ライブ配信

 

巻頭言

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「騒がしい世における内なる静けさ」
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マルタは接待することで、マリヤはイエスの足元で御言葉に聞きいることで、イエスを歓迎した。なぜマリヤは手伝わないのか?マルタはマリヤだけでなく、注意しないイエスを非難した。イエスはマルタに言った。マルタは多くのことを思い煩っているが、マリヤは一つのことを思っている。それはイエスの御言葉を聴くこと。マリヤはより良いものを選んだ(マタイ10:38-42)。マルタがイエスを歓迎したことは問題ではないが、いつの間にかマルタの心はイエスとイエスの御言葉よりもイエスのための奉仕に向けられ、それはイエスとの関係から溢れ出る純粋な喜びと信仰の証とはほど遠く、不平と思い煩いを特徴とする奉仕となっていた。マリヤはイエスと共にいることを優先し、イエスの御言葉に一心だった。大切なことは多くあっても、必要なことは一つ。イエスと共にいて、イエスの言葉に聴くこと。それがイエスに対して最も適切な歓迎。騒がしい世において、心乱れることもあるだろう。それは平安を求める魂の叫びなのかもしれない。イエスと時間を過ごし、イエスの御言葉を聴くことで、私たちの日々の生活でもイエスを歓迎しよう。(川井信雄)




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