メッセージ
『真理と愛のうちに』 In Truth and Love
―3．愛を破壊するもの― Love Breaker
ヨハネの手紙第二７～１１（新改訳４８６ページ、口語訳３８２ページ）
プログラム
礼拝式ライブ配信
巻頭言
=============================== 「愛を破壊するもの」 =============================== 使徒ヨハネは諸教会に互いに愛し合いなさいと勧めた（1ヨハネ5-6）。それは惑わす者たちが大勢世に出て来ていたからだった。主イエスは偽預言者たちの出現を預言していたが（マタイ24:11-13）、初代教会ではすでに現実となっていた。当時クリスチャンの群れは散在し、当時グノーシス思想が浸透する中で、使徒たちと異なる信仰を持つ人たちが自分たちの群れを作ることもあった。そのため、教会に訪ねてくる宣教師の教えが使徒たちと同じであるかを知るのは困難だった。そこで、ヨハネは偽りの教えを見極める一つのバロメーターを示し、主イエスの受肉を否定する人を反キリストと呼び、彼らに気を付けて、一線を引くように勧めた。どんなに先進的に聞こえても、主に関する主要な教理から逸脱する偽りの教えの影響を許容するなら、神の真理から離れ、その結果、互いの愛も冷める。偽預言者も含め、そのような人は神との関係に与っていない（1ヨハネ7-11）。今日も偽りの教えは私たち教会を神の真理から離させ、互いへの愛を冷まし、破壊する。真理と愛のうちに共に歩み、イエスにあって神と教会の交わりにある豊かさに与りたい。（川井信雄）
今日のお花
