メッセージ
『真理と愛のうちに』 In Truth and Love
―4.真理と愛の実を結ぶ― Bearing the Fruit of Truth and Love
ヨハネの手紙第二12~13(新改訳486ページ、口語訳382ページ)
プログラム
礼拝式ライブ配信
巻頭言
=============================== 「真理と愛の実を結ぶ」 =============================== 使徒ヨハネは諸教会への手紙を真理と愛のうちに結んでいる。【真理】これまで手紙の冒頭では、神の愛をもって彼らを本当に愛していると挨拶し、手紙の内容では、互いに愛を表し合い、偽りの教えに気を付けて一線を引くように勧めた。しかし、まだ書くべき真理があると言う(2ヨハネ12-13)。【愛】ヨハネはそれを手紙で伝えるのではなく、彼らのところに行って、対面で伝えたいと記した。ヨハネはそれ程までに彼らを愛していた。また、自分だけでなく、他の教会も彼らのことを覚えていることも伝えた。このように真理と愛を強調するのは、彼らも自分も共に喜びで満ちあふれるため。ヨハネの教えは主の教えそのものだった。主イエスは弟子たちが真理と愛のうちに歩む時、ご自身の喜びが彼らのうちに結ばれ、彼らは喜びで満ち溢れるようになると教えていた(ヨハネ15:10-11)。真理と愛によって結ばれる実は、単なる感情的な喜びではなく、主ご自身の喜び。人間関係があるところ、課題も起こる。主にあって真理と愛のうちに共に歩みたい。主の喜びが私たちのうちに結ばれ、私たちは主の喜びで満ちあふれるようになる。(川井信雄)
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