メッセージ
『主の誠実さに包まれて』
Wrapped in His Faithfulness
―４．永遠に誠実な方― He is Forever Faithful
詩篇１０５：１～６、４２～４５（新改訳旧１０４３ページ、口語訳旧８４０ページ）
プログラム
礼拝式ライブ配信
巻頭言
=============================== 「永遠に誠実な方」 =============================== 詩篇105は会衆が神の奇跡の御業に表された神の誠実さを証言するよう招く。それは、諸国も人々も神に仕えて神の教えを守り、神の民も神の御業に表された神の誠実さを思い起こすため（1-6）。神の誠実さは、契約を結んだアブラハム、イサク、ヤコブを守り、ヨセフの人生に神の摂理があり、エジプトから民を救い出し、荒野で民の必要を備え、契約の通りに約束の地に民を導いたことに表された（7-45）。これらの奇跡を見つめるだけなら、これらの奇跡が示す重要なことを見逃してしまう。なぜなら、これらの奇跡は神の誠実さの証拠として賛美されている（42）。神が民に約束の地を与えたのは、神の民もその証言を聞いた人々も、神との関係に入り、神の教えを守るため（45）。イエス・キリストはすべてを変えた。アブラハムの契約を受け継ぐのは、もはやアブラハムとの血のつながりではなく、アブラハムとの信仰のつながりとなった（ガラテヤ3:6-7）。神が導く約束の地は、もはやカナンではなく、天となった（ヘブル11:15-16）。歴史を通して誠実だった神は永遠に誠実な方。それを思い起こすなら、心に平安を得る。（川井信雄）
今日のお花
