2020年07月26日主日礼拝式メッセージ

メッセージ

『神の国の画期的な価値観』 The Revolutionary Values of the Kingdom of God
-1.『結婚について』   
”On Marriage” 川井信雄牧師
マタイの福音書19:1~ 12

 

プログラム

 

巻頭言

========================================
『結婚についての神の国の価値観』
========================================
パリサイ人たちはイエスを試して尋ねた、「何か理由があれば離婚は許されるのか」(マタイ19:1-12)。イエスの時代、律法の誤った解釈によって、男性は自己中心的な理由で離婚できた。しかし、本来、この律法は離婚を命令するものでも、離婚が許される条件を挙げるものでもなく、結婚を破綻へ陥らせる人の罪深さと、その状況の中での最善を備える神の憐みを示すものだった。イエスは、神が結婚を永遠に一体としてデザインしたのだから、神が接着・溶接した二人を、人が引き離してはならないことを教えた。それは、自己中心的な理由で離婚できた当時の時代にあって、とても過激で劇的な価値観だった。今日、結婚の価値観が多様化する中で、結婚を継続しない価値観が増えているのではないか。今一度、神が結婚を永遠に一体としてデザインしたことを覚えたい。キリストが教会を愛したように、互いに愛し合って歩みたい(エペソ5:33)。どんなに最善を祈り、努力しても、結婚を継続できない状況に陥ることもある。私たちには過去に戻ることはできないが、将来に向かって今を歩むことはできる。神の憐みを受けながら歩もう。(川井信雄)

  

今日のお花