メッセージ
『ハバククの重荷』
The Burden of Habakkuk
―1.神の方法が理解できない時―
When You Don’t Understand God’s Way
川井信雄牧師
ハバクク書1:1 (新改訳旧1597ページ、口語訳旧1297ページ)
プログラム
礼拝式ライブ配信
巻頭言
========================== 「神の方法が理解できない時」 ========================== ハバクク書は、預言者ハバククが抱えた重荷を記しているため、「ハバククの重荷」と呼ばれることがある。また、イスラエルに対する神の啓示ではなく、ハバククと神との対話が記されている。ハバククについてほとんど分っていないため、彼は聖書の中で「声」以外の何者でもない。しかし、ハバククが神の宣告をその身に負う預言者であるというだけで、彼の「声」は聞かれなければならない。ハバククは紀元前596/7年にエルサレムがカルデヤ人に占領されるのを目撃した。しかもイスラエルの神がそれをもたらした。ハバククはこの神の方法が理解できなかったが、神との対話を通して神の目的を信頼する成熟した信仰のポイントへ導かれた。父たちも神の方法が理解できないことがあるだろう。それは私たちが神を理解することに限界を持っていることを思い出させる。そのような時、私たちは神を「理解する」よりも「信頼する」ように導かれている。今は理解できなくても、きっと神は目的を持っているにちがいない。だから、困惑の中でも「神との対話」を続けたい。神が私たちをご自身の目的を信頼する成熟した信仰のポイントへ導いてくれる。(川井信雄)
今日のお花
